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2025.10.24
すべての時間帯に、介護の大切な役割があります ― 令和7年10月から、「給与・賞与制度」の仕組みを見直します ―
すべての時間帯に、介護の大切な役割があります
― 令和7年10月から、「給与・賞与制度」の仕組みを見直します ―
介護の現場は、24時間体制でご利用者の生活を支えています。
朝の身支度、昼の食事やリハビリ、夜の見守り――
どの時間帯にも欠かせない仕事があり、それぞれに大切な役割があります。
白岡白寿会では、夜勤・日勤のどちらの時間帯であっても、
その働きをしっかりと評価し、安心して働き続けられるように、
令和7年度から給与・賞与制度を見直します。
見直しの背景
介護の世界ではこれまで、「夜勤ができる人が正社員」「夜勤ができない人は非常勤」といった考え方が一般的でした。
私たちは、それぞれの時間帯にある“支えのかたち”をきちんと見えるようにしたいと考えました。
そのために、賞与と手当の仕組みを新しくしました。
新しい制度の内容(令和7年10月より)
① フルシフト勤務者への処遇改善手当(+7,000円/月)
日勤・夜勤すべてのシフトに対応できる職員を「フルシフト勤務」として位置づけ、
柔軟に働く姿勢を処遇改善手当でしっかり評価します。
(対象:施設系介護職員のみ)
② 日中帯(早番・遅番)勤務者の賞与掛率アップ
早番・遅番どちらにも対応できる職員の夏・冬の賞与掛率を3.0ヶ月 → 4.0ヶ月に改善。
これにより、年間賞与はおよそ5.0ヶ月分となります。
(夏・冬で4ヶ月+年度末1〜2ヶ月)
早番または遅番どちらかに制限がある職員も、現行2.5ヶ月 → 3.0ヶ月に改善されます。
(対象:施設系・訪問系介護職員)
③ 日中帯勤務者への処遇改善加算(+8,000円/月)
令和7年11月から、早番・遅番など日中帯で勤務する職員を対象に、
処遇改善加算を新設します。
(対象:施設系・訪問系介護職員)
この加算は、勤務形態によって次のように適用されます:
- 施設系介護職員(フルシフト勤務):
フルシフト勤務手当7,000円+早遅勤務加算8,000円 → 合計15,000円/月の増額 - 施設系・訪問系介護職員(早番・遅番勤務):
早遅勤務加算8,000円/月
それぞれの時間帯にある“支えのかたち”
夜勤は、静かな時間の中でご利用者の安眠と安心を守る仕事。
日中は、ご利用者の生活や活動を支える仕事。
どちらの時間帯にも、その時間ならではの責任とやりがいがあります。
そして、働く人の事情や家庭環境によって、
担える時間帯が違うということも自然なことです。
白岡白寿会では、働く時間帯の違いにかかわらず、
それぞれの貢献をきちんと評価する仕組みを整えています。
夜勤が難しくても、正社員として働ける環境へ
介護の仕事が好きでも、育児や家庭の事情で夜勤が難しい方は少なくありません。
白岡白寿会では、そうした方々も正社員として安心して働けるように環境を整えてきました。
これまでも、
「夜勤ができないから非常勤で働いていたけれど、ここでは正社員として働ける」
と転職してこられた方がたくさんいらっしゃいます。
今回の制度改定によって、早番・遅番で活躍する職員の努力もしっかりと評価されるようになります。
これからも、「支え合う職場づくり」を。
介護の現場には、時間帯ごとに違った支え方があります。
そのどれもが欠かせない、大切な仕事です。
白岡白寿会は、
「働く時間帯ごとの役割と貢献を適正に評価する職場」
を目指して、これからも制度づくりを進めていきます。