特徴

いなほの看護小規模多機能:白岡初の看護小規模多機能、「介護+医療的ケア」

白岡の地域性に合わせ、「病院から自宅、あるいは病院から介護施設へのワンクッション」として、また「ターミナルケア”看取り”の場」として、これからの地域に必要なサービスを提供できるよう努めていきます。

新しいケアシステム=看護小規模多機能型居宅介護+住居型有料老人ホーム

退院患者様の受入れ事例

【事例1】看護小規模多機能+有料老人ホーム利用 / 病院MSWからの紹介

上尾市、要介護4、経鼻経管栄養、褥瘡あり。
退院直後に比べ褥瘡(床ずれ)も徐々に解消され、発語も目立ちます。病院では経管栄養を自分で抜いてしまうなどのトラブルもり、抑制での対応をされていた方ですが、こちらで生活を始められてからは抑制がなくてもトラブルはありません。

口から食べる楽しみについては、誤嚥が心配されますが、本人とご家族の意向により経口摂取ができるよう支援計画をたてています。退院後は家のような雰囲気の環境で過ごしていただき、本人も食べることに対する意欲が湧いてきているようです。

【事例2】看護小規模多機能+有料老人ホーム利用 / 病院MSWからの紹介

白岡市、要介護5、点滴、褥瘡あり、鼻から薬剤の注入。
エアマットや床ずれ防止用具などを活用し、退院直後に比べ褥瘡(床ずれ)も徐々に解消されています。

入院時に比べ、問いかけへの返答や笑顔がみられます。口から食べる楽しみについては、「アイスクリーム」などの発語もあり、サービス利用開始から本人の食べる意欲が高まってきています。

【事例3】看護小規模多機能単独利用 / 居宅ケアマネからの紹介

白岡市、要介護4、認知症あり、緊急利用。
ご自宅で転倒し、骨にヒビが入り2泊3日入院。主介護者が体調不良により入院中で、自宅では介護者不在となるため、一時的に看護小規模多機能へ連泊する形で登録利用となりました。主介護者が退院し病状が安定し次第、本人も自宅で生活することを目標に看護小規模多機能で生活をされています。

利用開始2週間は車いすと歩行器を使い、骨折の影響で1人では難しいトイレについては介護士が手伝いました。できるだけ自分でできることは自分で行っていただき、転倒などのリスクが伴うことは介護士が支援しました。現在は杖をつき、トイレや居室などの移動は問題なく1人で行えるようになりました。3か月ほどの利用で在宅復帰できる状態まで回復されました。

【事例4】看護小規模多機能+有料老人ホーム利用 / 居宅ケアマネからの紹介

白岡市、要介護4、夜間痰吸引あり、緊急利用。
 娘さんが自宅で介護を行なってこられていましたが多重介護となり、状況が落ち着くまで緊急的に1ヶ月程度連泊でのご利用となりました。
 いなほの看護小規模多機能は、夜間帯も痰吸引対応可能なため安心してご利用いただけました。

【事例5】看護小規模多機能+有料老人ホーム利用 / 病院MSWからの紹介

久喜市、要介護3、癌末期(脳腫瘍)、看取り。
介護老人保健施設と病院の入退院を繰り返しておられましたが、最後の入院後の行き先を探されている際に病院MSWより紹介いただき利用開始となりました。

ご主人が自宅で看取る希望もありましたが、ご主人も高齢のため自宅での看取りは難しく、市内で介護・看護体制の整った場所で穏やかに看取りたいとのご希望がありました。長期の利用とはなりませんでしたが、ご家族がいる中で最期を迎えることができました。“遠方では間に合わなかったかもしれない。治療を終えて病院ではない場所で、自宅から近い場所で過ごすことができ助かりました。”との言葉をいただきました。

【事例6】看護小規模多機能+有料老人ホーム利用 / 病院MSWからの紹介

羽生市、要介護5、脳梗塞、胃ろう。
自宅で倒れ昏睡状態となり回復は難しいと医師から説明を受けました。ご主人の強い希望により、胃ろうを増設し病院ではなく施設入所の意向で利用開始となりました。
利用を開始してから少しずつ声かけに反応があり、今では表情から何を伝えたいのかが分かるようになってきました。ご主人からも面会の度に状態が良くなってきていて、病院で昏睡状態と言われたことが嘘のようだと喜ばれています。

【事例7】看護小規模多機能+有料老人ホーム利用 / 老健からの紹介

さいたま市、要介護4、大脳皮質基底核変性症、胃ろう
3年間老健に入所していましたが、今後のことを考えると最期まで生活できる施設に移動したいとの意向があり入居されました。
難病のため寝たきりのことが多く、徐々に状態変化のリスクがありますが、離床の時間を増やして団欒の機会を設け、ご家族の希望にも添えるよう支援しています。拘縮があるため、訪問マッサージを導入し、進行を遅らせるようケアを実施しています。

いなほの看護小規模多機能拠点の紹介スライド

今まで対応できなった「医療」「介護」「住まい」の一体提供を可能とする拠点です。
スライドを読んでいただけると、私たちの新規拠点におけるコンセプトがご理解いただけると思います。
地域のみなさま、地域の医療機関・病院のMSWの方々、地域の介護事業者の方々、今までよりもステップアップしたい看護・介護のお仕事に携わる求職者の方々に是非読んでいただければ幸いです。
概要版看護小規模プラス有老紹介スライド(2021.2.22) (PDF 2.1 MB)

施設情報

事業名

いなほの看護小規模多機能

住所

〒349-0205
埼玉県白岡市西3丁目5-1 1F

Fax

0480-37-7003

事業所番号

1196600025

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