働きながら医療的ケアが身につく、多様性を受け入れてくれる職場
いなほの看護小規模多機能
介護士:飯田さん
介護士として7年間働いたあと、希望していた「いなほの看護小規模多機能」に転職した飯田さん。医療的ケアが必要な利用者様とのふれあいを通じて、スキルアップを続けている日々です。「利用者様も喜んでくれるんですよ」と愛犬と一緒にやってきました。
自分に合った希望の施設に入職
白岡白寿会に転職された経緯を教えていただけますか。
大学で福祉を専攻していて、高齢者分野に進みたいと思いました。社会福祉主事任用資格を取得して、介護初任者研修を受けました。卒業後は介護士として従来型の特別養護老人ホームに1年勤務しました。
地元は茨城県なのですが、当時働いていた施設が遠方だったので通勤も大変で、毎日残業もあって体力的に厳しかったことと、もう少し利用者様とコミュニケーションがとれる環境がいいということで、介護老人保健施設に転職しました。そこでは理学療法士さんや作業療法士さんに指導していただいてリハビリなども行い、6年働きました。ただ、高齢者と関わるにあたって、最期までケアをしたいという思いがあり、看取りの対応をしている施設を探していたところ、白岡白寿会の求人を見つけました。
白岡白寿会にはどんな印象がありましたか?
実は最初は怪しい施設なんじゃないかと思って(笑)。ホームページにのっていたポスターの写真が奇抜で、介護施設っぽくなかったので、そう思いました。
実際に面接してみてどうでしたか。
個別ケアをしている少人数の施設を希望していて、「いなほの看護小規模多機能」があったので応募しました。ただ、そのタイミングでは「特別養護老人ホーム いなほの里」の募集しかなかったのですが、それでもいいかなと思い面接しました。そこで理事長とお話して、自分の希望を伝えたら、「いなほの看護小規模多機能が合っているね」とおっしゃって。配属していただけることになったので、とてもうれしかったです。
「ありがとう」の言葉がやりがい
希望の施設に入職できたのですね。いなほの看護小規模多機能はどのような施設でしょうか。
特別養護老人ホームでは受け入れてもらえないような医療的ケアが必要な方 を受け入れる、病院と一般的な老人ホームの中間にあたる施設です。症状が重くて自宅には連れて帰れないけど、病院では看取りたくないというご家族の方の希望があって、こちらに入所する利用者様もいらっしゃいます。
スタッフはおよそですが、介護士が12名、看護師が5名、ケアマネジャーが1名、その他の職種で25名ほどいます。そして、併設の訪問看護ステーションや居宅介護支援なども合わせると全部で35名ほどいます。
働き方としては、早番は7時から16時、遅番が10時から19時、夜勤が16時から翌朝9時までで、まれに8時半から17時半の日勤があります。残業はほとんどありませんが、記録業務が終わらないときは申請して残業することがあります。
実際に働いてみていかがですか。
たとえば経鼻経管栄養やCVポートなど、重度な医療的ケアを必要とする利用者様と接することができて、とても勉強になっています。実際に看護師がだけが行える医療的ケアもありますが 、管が曲がっていないか、最適化されているか、正しい状態にあるのかどうかに気が付ける 必要があります。
そういった医療的ケアについては日々学んでいるのでしょうか。
はい。こちらは働きながら医療的ケアの実地研修も受けることができるので資格も取ることができます。私は今年で2年目ですが、入職して1年目に資格を取らせていただきました。経管栄養も喀痰吸引も初めは不安でしたが、自分がしっかりしないと利用者様の命にかかわることですので、気は使いますが、やりがいは感じます。
ここの先輩方は、何を質問してもしっかり答えてくださる方ばかりで、その場で答えられなくても「確認してから伝えるね」と対応してくださって、心強かったです。話しやすい、質問しやすい雰囲気があります。
お仕事をしていて達成感を感じることはありますか?
利用者様にケアをしているなかで、「ありがとう」の言葉をいただいたり、病気があってなかなかコミュニケーションがとれなかった方と、スムーズに意思の疎通のやりとりができたりしたときは、すごくやりがいを感じます。
社宅支援制度で愛犬と暮らす
白岡白寿会の職場の特徴はありますか?
まず休みがとりやすいことだと思います。「お互いさま」の精神で、毎月誰かが長期休暇をとっていて、すごい環境だなと思います。私は前回の長期休暇では、愛知県でグルメを楽しみました。
福利厚生で活用しているものはありますか。
スポーツジムを使っているのと、資格を取得するために書籍の補助制度を活用しています。
あと、一番は社宅支援制度ですね。ここの制度は面白くて、施設から半径2キロ以内だったら、自分で決めた物件の家賃を補助してもらえます。愛犬を飼っているので、犬と住める条件の家がよかったのでありがたかったです。
今日もワンちゃんを連れてきていますが、よくあることなのですか。
犬も過ごせるテラスと庭があるので、時々ですが連れてきています。他のスタッフが連れてきていることもあります。利用者様には動物が好きな方もいて、ふれあいもできますし、眺めているだけで笑顔になられます。
どういう方と一緒に働きたいか教えてください。
利用者様ともスタッフとも雰囲気を明るくするような方と働きたいです。あとは相手の話をしっかりと聞いてくれる方がいいなと思います。
働き方をはじめ、多様性を受け入れてくれる法人なので、“医療的ケアを覚えたい”など、仕事に対するやる気があればいいと思います。
転職を考えている人へ、メッセージをお願いします。
個別ケアをやってみたい方や、医療的ケアを必要とする方に深く接して、知識やスキルを高めたい方には最適な職場だと思います。介護士も看護師も、話しやすい・質問しやすい職場なので是非一度見学にいらしてください。
- ※Wハッピーホリデー/リフレッシュ休暇
Wハッピーホリデーは、職員全員が有給休暇と公休を連続で取得できる制度。
リフレッシュ休暇は7日間以上の連続休暇(原則義務)。これにより1週間以上の長期休暇が年に2回取得できるうえに、連休を取った職員には2万円も支給される。(リフレッシュ休暇は週の労働時間に応じて付与。7日間は週40時間勤務する通常の正規職員に限る)
- ※いなほの掟
2021年に、誰もが働きやすい職場環境をつくるために生まれた掟。
主な内容は、①物事に真摯に取り組みます。②現状をより良くしよう、他者と協力しようという態度・姿勢で仕事に取り組みます。③上司や先輩職員等の指導や助言は素直に受け取ります。④周囲を不快にさせる態度を取りません。⑤常に相手への感謝の気持ちを持ち、良好な人間関係を保ちます。
- ※新たな人事考課制度
2021年に、いなほの掟をベースにつくられた人事考課制度。「できている/できていない」を評価する細かいチェックシートが用意されており、その結果が人事評価だけではなく昇給やボーナスの査定などにも影響する。
スタッフインタビュー
初めての訪問看護から一人前に成長。利用者さまに頼られる喜び。
いなほの訪問看護ステーション
看護師:木下さん
働きながら医療的ケアが身につく、多様性を受け入れてくれる職場
いなほの看護小規模多機能
介護士:飯田さん
働きやすさにひかれて入職。スキルアップにも最適の職場です。
特別養護老人ホームいなほの里
介護士:松本さん
利用者様の生活そのものに関われるのが作業療法士の醍醐味
いなほの訪問介護ステーション
作業療法士:石井さん
看護師からケアマネ資格を取得、特養の相談員として活躍中
特別養護老人ホームいなほの里
相談員:松嶋さん
利用者様とじっくりと向き合える
訪問看護の仕事には魅力がたくさんあります。いなほの訪問看護ステーション
訪問看護師:桑山さん