STAFF INTERVIEW
特別養護老人ホーム いなほの里/介護福祉士:市川さん

毎日学びがいっぱい!
ここはスキルアップにも最高の環境です

特別養護老人ホーム いなほの里
介護福祉士:市川さん

高校卒業後に介護の短大、専門学校に通い介護福祉士一筋でキャリアを積んでいっている市川さん。他の特別養護老人ホームから転職というかたちで「いなほの里」で現在働いています。「スキルアップにも最高の環境」と話す市川さんに、「いなほの里」で働く魅力についてお話を伺いました。

他施設からの転職、おもな理由はスキルアップ!

現在特別養護老人ホーム「いなほの里」で介護士をされているのですね。

はい。短大と専門学校を卒業して、別の特別養護老人ホームで7年ほど働いた後ここに転職しました。

介護士になりたいと思ったきっかけを教えていただけますか。

もともと小学校くらいの頃から町のボランティアで高齢者施設に行く機会がたくさんありました。高校時代、将来何をしようかと考える時期になって最初に浮かんだのが、介護施設で働くことでした。介護福祉士は国家資格ですし、大人になってから何かがあってもすぐに職につけるのではという思いもあったので、介護士を目指すことにしました。短大と専門学校に行って、国家資格を取って家の近くの特別養護老人ホームに入職をしました。

最初に入職した施設を選んだ理由は何だったのですか。

家が近かったから、です。介護職は早番や遅番、夜勤もあるので、家の近くがよいだろうと思いそこに決めました。

その後「いなほの里」に転職した理由も教えてください。

一言で言うと、スキルアップのためです。具体的に例を挙げると、前の施設は介護士では利用者様の喀痰吸引が行えない施設でした。喀痰吸引は看護師の仕事でもあるのですが、夜勤などでは資格のある介護士でもできることになっていて、私はそれに挑戦したいと思っていました。しかし、施設の方針で喀痰吸引はやらない、というところだったので、今後のスキルアップも考えて転職を意識するようになりました。
求人を探しても喀痰吸引できる施設は少なかったのですが、「いなほの里」ではできるということがわかりましたし、白岡白寿会の中には「いなほの里」以外にも「看護小規模多機能」など他のセクションもいろいろあるので、スキルアップ、キャリアアップにはぴったりだと思い転職を申し出ました。前の施設では介護福祉士の資格を持っていない人も多く、しっかり指導されるということがなかったので、転職したらいろいろ指導をされたいな、という希望もありました。とにかくいろいろなことを吸収したかったのです。

「いなほの里」のことは以前から知っていたのですか。

はい。介護業界で白岡白寿会は有名というか、名前はよく知っていました。あと車を運転していて道路沿いに看板もたくさんあるので、印象に残っていたのだと思います。

実際に転職してみていかがでしたか。

初めての転職なので最初は緊張しました。ぎすぎすしている現場だったら嫌だな、とか怖いな、とか。でも実際に入ったら、スタッフのみなさんがみんなラフで話しやすくて、何を聞いてもすぐに教えてくれる環境だったので本当に安心しました。みんな忙しくて自分だけ放置されるということもなかったし、すぐに馴染めました。喀痰吸引の経験もできて資格も取れましたし、転職して本当によかったです。「いなほの里」は転職者でも安心して働けるところだと思います。

ユニット型から従来型施設への転職で、学びがいっぱい

以前の施設との違いはありますか。

大きいところでは、以前の特別養護老人ホームは「ユニット型」と呼ばれる施設で、一人で担当する利用者様の数が少なかったのですが、「いなほの里」は「従来型」なので、50名ほどの利用者様を複数の介護士で担当しています。忙しいですが、とても勉強になることばかりです。以前は夜勤は一人でしたが、今は2人体制なのでそれも心強いですね。一方で引継ぎやコミュニケーションの重要度が今のほうが高いと実感しています。

「いなほの里」に入職して、どんなところが成長したと感じますか。

まだ入職して半年ほどなので実感はあまりありませんが……視野は広くなったと感じます。一人で抱え込むことが減り、スタッフもたくさんいるので余裕ができたというか、利用者様のことをよく見ることができるようになりました。上司はもちろん、同僚にも相談しやすい環境です。

あとは、介護の世界では高齢者の方とうまくコミュニケーションがとれなくてイライラしてしまう場面もゼロではないのですが、私はイライラしなくなりました。穏やかに働けています。

それ以外では先輩方に提案などもできるようになりました。新人だからこそ言えることなのかもしれませんが、「こういうことやってみませんか?」とか、よく発言しています。そうすれば日勤だけのスタッフの方や非常勤の方もやりやすくなるかもしれない、と思って。

素晴らしいですね。では、福利厚生についてお話を伺いたいと思います。「いなほの里」の福利厚生の魅力は何だと思いますか。

ほとんどまだ利用していないのですが、長期休暇が取れるというのはやはり魅力ですよね。以前の施設では、長くても2連休しか取れませんでした。それと比べると本当にすごいことだと思います。あとみんなが利用していると聞くのはスポーツ施設。無料で使うことができます。自分の家と反対方面にあって利用したことがないのですが、気になっています。

明るくなくても、話が苦手でもいいので、コミュニケーションが大事です

では、市川さんは今後どんな方と一緒に働きたいですか。

そうですね。さきほどもお話ししましたが、「いなほの里」は従来型施設なので、とにかくスタッフのチームワークが重要です。高齢者の方は体調を崩すのもすごく早いですし、なにかあれば命にもかかわることになるので、些細なことでも「まあ、いいか」ではなくコミュニケーションをとってスタッフ同士で共有できることが本当に大事なのです。

チームワークが取れていないと、スタッフはもちろん利用者様にとっても、誰のためにもならないのですよ。なので、明るくなくても話が苦手でもいいので、業務のコミュニケーションが取れる方と一緒に働きたいです。あとはこれから応募される方には、とても馴染みやすい職場なので、安心して入職してください、と伝えたいです。

最後に、市川さんの今後の目標を教えてください。

先輩や上司を、いろいろな面で支えられるスタッフになりたいです。まだ私はえらい役職にはつきたくないのですが、そういったスタッフの心の面でも仕事の面でも支えになるような「痒いところに手が届く」ような存在になりたいです。

※Wハッピーホリデー/リフレッシュ休暇

Wハッピーホリデーは、職員全員が有給休暇と公休を連続で取得できる制度。
リフレッシュ休暇は7日間以上の連続休暇(原則義務)。これにより1週間以上の長期休暇が年に2回取得できるうえに、連休を取った職員には2万円も支給される。(リフレッシュ休暇は週の労働時間に応じて付与。7日間は週40時間勤務する通常の正規職員に限る)

※いなほの掟

2021年に、誰もが働きやすい職場環境をつくるために生まれた掟。
主な内容は、①物事に真摯に取り組みます。②現状をより良くしよう、他者と協力しようという態度・姿勢で仕事に取り組みます。③上司や先輩職員等の指導や助言は素直に受け取ります。④周囲を不快にさせる態度を取りません。⑤常に相手への感謝の気持ちを持ち、良好な人間関係を保ちます。 

※新たな人事考課制度

2021年に、いなほの掟をベースにつくられた人事考課制度。「できている/できていない」を評価する細かいチェックシートが用意されており、その結果が人事評価だけではなく昇給やボーナスの査定などにも影響する。

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