介護職経験ゼロからのスタート

北久保さんが白岡白寿会に入職したきっかけを教えてください。

白岡白寿会の特別養護老人ホームいなほの里には、異業種から入職しました。子供のころから祖母とお話をするのが楽しくて、その後も高齢者の方と話すのが好きだと感じていたからです。そのため介護には興味があったのですが、それまではずっと営業職に就いていました。

営業職から転職を考えたときに、自分は特に資格を持っていないということに気が付きました。以前から介護に興味があったこともあり、職安で実務者研修という資格が取れる研修を受講しました。その際、白岡白寿会が参加していた介護職の合同説明会でお話を伺う機会があり、ご縁があって入職することになりました。

白岡白寿会のことは以前からご存じだったのですか。

はい。家が近いので「いなほの里」という施設があることは以前から知っていました。勤めるならここがいいな、と気になっていました。職安の実務者研修は月曜日から金曜日までで、土日が休みだったので、その土日にアルバイトでここで働かせていただきました。研修を受けながら土日は現場でアルバイトして勉強させてもらう形です。研修が半年くらいで終わった後、そのまま正職員として採用していただきました。それが7年前のことです。

異業種からのキャリアチェンジ、いかがでしたか。

ご高齢の方のお世話をさせていただくことに、すごくやりがいを感じました。前職が営業だったので、人と触れ合う仕事が得意だったというのもあるかもしれません。人と人との繋がりの中で、お互いに感謝しあいながら仕事をするという意味では、営業と似ている部分があり、それが前職の経験として活きていると感じています。

今はSNSやリモートワークが普及していますが、私はやはり直接対面するほうが好きなので、介護の世界は自分に向いていると思っています。

ケアマネージャーの資格を取って、定期巡回訪問介護に役立てたい

では、どんな人が定期巡回訪問介護のスタッフには向いていると思いますか。

1人で訪問するので、介護の経験に加え応用力がある方が向いていると思います。経験に基づいた応用力や判断力は、定期巡回訪問介護でとても活かせるはずです。

北久保さんはどんな人と一緒に働きたいですか。

明るくて元気な人ですね。白岡白寿会にはそういうスタッフが多いので、前向きに仕事に取り組む環境があります。何かあれば周りの人に相談しやすい環境ですし、転職してきた方も安心して働けると思います。

北久保さんの今後の目標を教えてください。

ゆくゆくはケアマネージャーの資格を取得し、その知識を現在の定期巡回訪問介護で役立てたいと考えています。白岡白寿会では、福利厚生として勉強の教材費用の補助や研修の受講支援など、職員の学びを後押しする仕組みが整っています。こうした環境を活かしながら、自分自身を成長させ、将来的にはさらに利用者様やご家族に寄り添ったサービスを提供できるよう努めていきたいです。