STAFF INTERVIEW
いなほの看護小規模多機能/管理者:山野井さん

介護士からケアマネ、管理者へ。新しい可能性が広がる職場

いなほの看護小規模多機能
管理者:山野井さん

「いなほの看護小規模多機能」の新しい取り組みに興味をもって入職された山野井さん。最初は介護士、次にケアマネジャー、現在は管理者と意欲的に学び、キャリアアップをかさねています。白岡白寿会で経験を積み、成長された経緯を伺いました。

聞き慣れない施設名に惹かれて

白岡白寿会に入る前から介護士として働かれていたそうですね。

はい、介護士として10年になります。元々保育課の学校に通っていて、実習で障がい者や高齢者の施設に行ってから、「そちらも楽しそうだな」と思って。福祉系の専門学校に通い、なんとなくでしたが高齢者向けの仕事を選びました。それから特別養護老人ホーム、グループホーム、介護老人保健施設で介護士として働きました。

白岡白寿会に転職されたきっかけはどのようなものでしたか。

「いなほの看護小規模多機能」がオープンする半年ぐらい前に、たまたまウェブで求人を見て、聞き馴染みのない名称で「どういうことをするんだろうな」と興味をもって応募しました。5カ月間は「特別養護老人ホーム いなほの里」で働き、オープンとともに「いなほの看護小規模多機能」へ移りました。

際に働いてみて、以前と変わりましたか?

介護士の仕事内容というのはどの施設でも同じで、正直なところ少しマンネリ化していたんです。医療的ケアというのはそれまで携わっていなかったので新鮮でした。喀痰吸引や経管栄養というのは、看護師さんがやるものだと思っていたので、自分でやるのは楽しかったですね。

いなほの看護小規模多機能

医療的ケアを身につけたあとは、ケアマネジャーの資格も取得されたそうですね。

楽しく働いているうちに、ケアマネジャーに必要な年数を満たしたので、資格取得支援制度を活用しました。白岡白寿会では通信講座の費用を補助していただけます。金銭面でのサポートはもちろんですが、よく仕事終わりに施設の空き部屋を貸していただいて、イヤホンをつけて、テキストを何冊も広げて勉強しました。家に帰るとなかなか集中できないので、そういうバックアップもありがたかったです。

ケアマネジャーの資格を取得してからは、介護士として働きながら、見学者の対応や契約などを補助する相談員として、ケアマネジャーの業務を教えていただきました。

その後は「いなほの介護相談窓口」でも働かれたと伺いました。

約1年間でしたが、私が「行ってみたいな」というタイミングで、運よく行かせていただいて、ケアマネジャーとして居宅サービスを学びました。それまでは施設内の仕事ばかりだったので、自分が利用者様の家に出向いていくこと、白岡白寿会以外の外部の事業者さんとの付き合いがあることなどは初めてでした。覚えることがたくさんありましたが、楽しめました。

現在は「いなほの看護小規模多機能」の管理者になられたそうですね。業務内容はどのようなものでしょうか。

働いている方のシフト表を作るなどの労務管理、電気機器やエレベーターなどの設備管理、それから利用者様の契約、見学者様の受け入れ、近隣の病院からの相談への対応などです。ゼロからのスタートで始めたばかりなので、知らない仕事がたくさんです。今は追いかけていくのに精一杯です。

定時で勤務し、長期連休も取得

次々とキャリアアップされていかれたのですね。職種がどんどん変わられましたが、働き方や気持ちの変化はいかがでしょうか。

介護士は夜勤がありますが、ケアマネジャーは事務職なので定時です。「いなほの介護相談窓口」のときはフレックスタイム制で、自分で時間を決められるので働き方としては柔軟でした。現在は、「いなほの看護小規模多機能」で育児のため1時間の時差勤務をさせていただき、8時から17時の勤務です。

「新しいことをやりたい」という気持ちで転職したということもあって、介護士として医療的ケアを始めたときも、ケアマネジャーで相談窓口にいたときも、管理者になった今も、その都度楽しめていると思います。やったことのない仕事をするのは大変ではあるのですが、私の性格としてはずっと同じところに留まるより、転々と変わって新鮮なことをするほうが合っているのかもしれません。

お忙しいと思いますが、お休みはとれていますか?

連休は取得して、旅行に出かけたり、家族と過ごしたりしています。介護業界では連休をとるのが難しいと言われますが、白岡白寿会では本当に「7連休」とシフト表に書かれていたので、初めて見たときは驚きました。

それから、白岡白寿会で契約しているスポーツジムには、ふと思い立って走りに行くことがあります。

白岡白寿会の福利厚生でほかに役立ったことなどはありますか。

全職員対象の保険加入制度が、仕事以外の内容も含めて適用されるのがいいですね。パートナーも白岡白寿会の介護士なのですが、出産時に帝王切開をすることになって、手術代や入院費用も保険対象となりました。 プライベートでも適用される保険に福利厚生として法人負担で加入してくれるはとてもいいと思いました。

「お互い様」と助け合う環境

白岡白寿会で働くのはどんな人が向いていると思いますか?

よく白岡白寿会では「お互い様」と言うのですが、困ったときは手伝ってくれる雰囲気があります。一方で、法人内の全事業所のスタッフが長期休暇を取得するので、時期によっては事業所間でのヘルプ勤務もあります。そういう時も「お互い様」と思って頑張れる人に向いていると思います。

転職を検討している人にメッセージをお願いします。

ホームページに書かれている充実した福利厚生は本当です(笑)。休日も多く給与水準も他社と比較しても高いと思います。その分、他の職員が不在時のフォローであったり、医療的ケアであったり、専門職として求められる仕事のレベルも高めです。それから、新しいサービスや施設を次々に始めていて、キャリアアップの可能性の幅広い法人です。新しいことに挑戦したい方、キャリアアップしたい方にはチャンスがある場だと思います。

※Wハッピーホリデー/リフレッシュ休暇

Wハッピーホリデーは、職員全員が有給休暇と公休を連続で取得できる制度。
リフレッシュ休暇は7日間以上の連続休暇(原則義務)。これにより1週間以上の長期休暇が年に2回取得できるうえに、連休を取った職員には2万円も支給される。(リフレッシュ休暇は週の労働時間に応じて付与。7日間は週40時間勤務する通常の正規職員に限る)

※いなほの掟

2021年に、誰もが働きやすい職場環境をつくるために生まれた掟。
主な内容は、①物事に真摯に取り組みます。②現状をより良くしよう、他者と協力しようという態度・姿勢で仕事に取り組みます。③上司や先輩職員等の指導や助言は素直に受け取ります。④周囲を不快にさせる態度を取りません。⑤常に相手への感謝の気持ちを持ち、良好な人間関係を保ちます。 

※新たな人事考課制度

2021年に、いなほの掟をベースにつくられた人事考課制度。「できている/できていない」を評価する細かいチェックシートが用意されており、その結果が人事評価だけではなく昇給やボーナスの査定などにも影響する。

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