利用者様やご家族の声を「聞く力」を大事にしています
いなほの介護相談窓口
介護支援専門員:関根さん
現在いなほの介護相談窓口で居宅ケアマネージャーを務めている関根さん。ケアマネージャーとして、利用者様やご家族と向き合い、不安のない暮らしをサポートしています。理事長との出会い、介護の現場で培った経験から生まれた関根さんの仕事への情熱と、白岡白寿会で働く魅力について語っていただきました。
介護士からケアマネへ 仕事内容の変化とやりがい
白岡白寿会のいなほの介護相談窓口に入職したきっかけを教えてください。
もともと別の事業所でケアマネージャーとして働いていたのですが、白岡白寿会で居宅介護支援事業所が開設された約1年後、2人目の居宅ケアマネージャーとして入職しました。その際、事業所の管理者からお声がけをいただき、ご縁があって働くことになりました。現在、入職して6年目になります。
以前から白岡白寿会のことはご存じだったのですか。
はい。それまで隣の町の事業所で働いていましたし、白岡白寿会の存在はよく知っていました。
白岡白寿会に入職して、いかがですか。
まず理事長がとにかく若いな、と感じました。他の施設の理事長は年配の方が多い印象ですが、白岡白寿会の理事長は私と同じくらいの年齢で驚きました。共通の好きなこともあり、すぐに打ち解けることができたので、ここに入職してよかったなと思っています。
ちなみにケアマネージャーになる前は何をされていたのですか。
介護の現場で10年以上働いていました。ケアマネージャーになったきっかけは、周囲の方から試験を受けてみたらと勧められたことです。当時はケアマネージャーという制度が始まったばかりで、私自身も何をする仕事なのかよく分かっていませんでしたが、資格を取れるならという軽い気持ちで試験を受けたのが始まりです。
介護に興味を持った理由を教えてください。
高校生の時、大好きだった祖母の膝が悪くなり、次第に一人で歩けなくなる姿を目の当たりにしました。その時、自分にも何かできることがあるのではないかと思い、介護士の道を選びました。その後、ケアマネージャーへと転身しましたが、学校を卒業して以来、ずっと介護の仕事に携わっています。
介護士とケアマネージャーはどのような点が異なりますか。
全く異なります。介護士は利用者様に直接接する仕事ですが、ケアマネージャーは主に調整や計画の立案など、間接的に関わる仕事です。直接接する介護士の仕事も楽しかったのですが、今はケアマネージャーとして利用者様やご家族のお話をじっくり聞き、それを実現するお手伝いができることにやりがいを感じています。
大切なのは「聞く力」。ケアマネージャーの役割とは
普段のお仕事の内容を教えてください。
ケアマネージャーの主な仕事は、担当する利用者様の自宅を月に1回訪問することです。それ以外にも、月初には介護保険サービスの利用状況を国に申請する請求業務や、翌月の訪問計画、サービスの調整を行います。調整業務では、お泊まりの予定や利用するサービスの内容が、利用者様にとって最適なプランになっているかを確認・調整しています。
関根さんは何名の利用者様を担当しているのですか。
現在40—50名ほどの利用者様を担当しています。同じ事業所に所属するスタッフも同じくらいの人数を担当しています。
お仕事をするうえで大切にしていることを教えてください。
利用者様やご家族がどのように暮らしていきたいか、その思いをどれだけ深く理解できるかを大切にしています。特に、高齢になると自分の気持ちを言葉で表現するのが難しい方も多いため、言葉だけでなく、その背景や状況を汲み取ることが重要だと考えています。また、ケアマネージャーは調整や指示を出すリーダー的な役割と思われがちですが、実際には何よりも「聞く力」が求められる仕事だと考えています。
ケアマネージャーをやっていてよかったとどんな時に感じますか。
利用者様やご家族から感謝の言葉をいただけたときです。ケアマネージャーは間接的なケアが多い仕事ですが、それでも「あなたが担当でよかった」と言っていただけたときは、本当に嬉しく思います。その言葉は、今でもずっと心に残っています。
白岡の町の人々に愛される事業所でいたい
では、白岡白寿会ならではの魅力というのはどのようなところに感じていますか。
仕事内容自体は他の事業所と大きく変わらないと思いますが、白岡白寿会には他にはない魅力があります。例えば、理事長の感覚が若く、事務所の内装もおしゃれで、とても気に入っています。また、福利厚生が充実している点も大きな魅力です。最近では、スポーツジムを無料で利用できるようになり、健康維持にも役立っています。
ほかに活用している福利厚生はありますか。
福利厚生ではありませんが、リフレッシュ休暇という長期休暇と、Wハッピーホリデーという有給休暇を活用した長期休暇の2つの仕組みがあります。長期休暇が取りづらいとされるこの業界では珍しい制度で、とても素晴らしいと思います。こうした仕組みのおかげで、ワークライフバランスが取りやすい環境が整っていることに、とても満足しています。
ありがとうございます。関根さんはどんな人と一緒に働きたいですか。
スキルももちろん大切ですが、それ以上にみんなで楽しく働ける雰囲気を持っている方と一緒に働きたいです。仕事の質や職場の人間関係にも良い影響を与えると思うので、楽しさを大切にしたいですね。
関根さんご自身が楽しく働いている秘訣というのは何でしょうか。
どんなに大変なケースでも「何とかなる」と前向きに考えるようにしています。また、スタッフ同士で日々の悩みを共有しやすい環境が整っているため、相談したり意見をもらったりしながら一歩ずつ前に進むことができます。このような支え合える環境があるおかげで、どんな困難も乗り越えていけると感じています。
ありがとうございます。最後に、関根さんの今後の目標を教えてください。
個人的なキャリアプランは特に決めていませんが、このいなほの介護相談窓口が白岡の町の皆さんに愛され、安心して相談できる事業所であり続けることを目指しています。そのために、自分にできることを一つひとつ積み重ねていきたいと思います。
- ※Wハッピーホリデー/リフレッシュ休暇
Wハッピーホリデーは、職員全員が有給休暇と公休を連続で取得できる制度。
リフレッシュ休暇は7日間以上の連続休暇(原則義務)。これにより1週間以上の長期休暇が年に2回取得できるうえに、連休を取った職員には2万円も支給される。(リフレッシュ休暇は週の労働時間に応じて付与。7日間は週40時間勤務する通常の正規職員に限る)
- ※いなほの掟
2021年に、誰もが働きやすい職場環境をつくるために生まれた掟。
主な内容は、①物事に真摯に取り組みます。②現状をより良くしよう、他者と協力しようという態度・姿勢で仕事に取り組みます。③上司や先輩職員等の指導や助言は素直に受け取ります。④周囲を不快にさせる態度を取りません。⑤常に相手への感謝の気持ちを持ち、良好な人間関係を保ちます。
- ※新たな人事考課制度
2021年に、いなほの掟をベースにつくられた人事考課制度。「できている/できていない」を評価する細かいチェックシートが用意されており、その結果が人事評価だけではなく昇給やボーナスの査定などにも影響する。
スタッフインタビュー
支援の引き出しの多さが居宅ケアマネージャーの強み面白味です
いなほの介護相談窓口
介護支援専門員:大束さん
毎日学びがいっぱい!
ここはスキルアップにも最高の環境です特別養護老人ホーム いなほの里
介護福祉士:市川さん
利用者様やご家族の声を「聞く力」を大事にしています
いなほの介護相談窓口
介護支援専門員:関根さん
利用者様のご自宅での「できる」を増やす、それがこの仕事の魅力です。
いなほの定期巡回サービス
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介護士からケアマネ、管理者へ。新しい可能性が広がる職場
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定期巡回は最新の訪問介護事業、
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