STAFF INTERVIEW
特別養護老人ホームいなほの里/介護士:伊澤さん

未経験でも、周りのサポートで介護福祉士になれました

特別養護老人ホームいなほの里
介護士:伊澤さん

40代で介護の世界に飛び込んだ伊澤さん。知識も経験もゼロだったものの、今では介護福祉士の資格も取得し、「白岡白寿会に入職してよかった」と繰り返します。そんな伊澤さんに仕事のやりがいなどについてお聞きしました。

40代介護未経験からの入職

伊澤さんは特別養護老人ホーム「いなほの里」で介護士をされているとのことですが、日々の仕事の内容を教えてください。

私は現在、夜勤専従として働いていて、夕方4時半から朝の9時半まで、介護士として利用者様の食事介助や排泄介助をメインに行っています。

入職されたのはいつ頃ですか。

2020年の10月に介護未経験で入職しました。それまでは全く違う仕事をしていました。

以前はどのような仕事をされていたのですか。

以前は印刷物の物流会社で働いていました。産業として紙媒体が売れない時代になり、仕事が激減してしまいました。それと新型コロナウイルスの流行なども重なって、転職を考えるようになりました。

私は今46歳で、当時は41、2歳だったのですが、これといった資格も持っていない状態で将来を考えるととても不安でした。これから何をして生計を立てていこうかと途方に暮れていました。地元の友人を頼ってトラックの運転手をやるという選択肢もあったのですが、そこまで興味が持てませんでした。

本当にその頃は無力感でいっぱいで、「これは人生終わったな」と思うくらいでした。次の仕事は何か誰かの役に立てる仕事をしたいと思い、介護の仕事はどうかなと考えました。

それで介護業界を選んだのですか。

介護の仕事には以前から興味がありました。20代のころに興味を持って別の介護施設に介護の仕事について相談したこともありました。そのことを思い出して、あらためて介護の仕事に興味を持ち始めました。

なるほど。

その際パソコンでいろいろと情報を集めているときに、求人サイトで白岡白寿会のことを知りました。でも、年齢的なこともあり採用は難しいかなとも思っていました。加えて、介護に興味があったというだけでとくに事前に調べたり勉強したりもせず、何も知らない状態でもあったので。例えば認知症がどのような疾患なのかとかも知らず、正直、具合の悪いお年寄りのお世話やお話を聞く仕事なのかな、というくらいにしか思っていなくて。

それでも「だめで元々。」と思い、求人へ応募してみたところ、「一度、入職相談に来てください。」と連絡をいただきました。

白岡白寿会を選んで良かった。その理由

入職相談から採用となるまではどのような感じだったのでしょうか。

とても親身に相談に対応していただきました。その時の状況などを話して、こちらの事情を汲んでいただいて、無資格未経験でも採用していただけました。当時の自分を採用していただけたことにとても感謝しているので、白岡白寿会に恩返しをしたいなといつも思っています。

実際に入職して感じることを教えてください。

最初はわからないことだらけでした。求人票の業務内容に書かれている、排泄やお食事の提供というのも、やはり見ているのと実際にやるのとでは違い、教えてもらうことばかりでした。本当に周りの先輩たちに助けられながら一つずつ仕事を覚えることができたと感じています。

なので本当に周りの人に助けられながらやってこれたというのに尽きます。白岡白寿会じゃなかったらどうなっていたかはわかりませんが、結果的に白岡白寿会でよかった、というのは間違いなく思っています。

その他に、白岡白寿会でよかったと思うことはありますか。

介護現場でインカムを使っていることやスマートホンで介護記録やナースコール対応ができることはとても便利です。特にインカムは、近くに他のスタッフがいなくてもわからないことを聞くこともできるし、応援を呼ぶこともできます。いつでも同じフロアのスタッフとつながっているので、経験の浅いスタッフも安心して働ける仕組みだと思います。

私は埼玉県の「介護の魅力PR隊」という活動にも参加していて、他の法人や施設のスタッフとの交流があるのですが、インカムが導入されていたり、スマートフォンで介護記録やナースコール対応ができるところは少ないようです。こうした新しい技術や仕組みを取り入れる先進的さを感じることはたくさんあります。

白岡白寿会の福利厚生についてはいかがでしょうか。

とても充実していると思います。年間休日120日で長期休暇を年2回取得できる制度が整っています。まとまった休みが取れるというのはありがたいですね。(※Wハッピーホリデー/リフレッシュ休暇)
私は休みの日は格闘技の観戦などの趣味に使っています。また、他の施設と比較して、お給料に関しても高い水準だと思いますし、退職金制度も充実しています。

やればやるほどやりがいが変わっていく

では、仕事のやりがいについて教えてください。

やりがいは年々変化していっています。入職して間もないころは、やはり利用者様に「ありがとうね」と言われただけでうれしいし、充実感がありました。

私は、利用者様とコミュニケーションを積極的に取りに行くタイプなのですが、中には意思疎通が難しい利用者様もいらっしゃいます。今はそういった方たちの気持ちを汲み上げるコミュニケーションがとれたときに、やりがいを感じます。

介護のお仕事で大切だと思うことは何ですか。

人それぞれにいろいろな考え方があると思いますが、私は「人と接することが好き」「何か人の役に立ちたい」ということが大切だと思います。楽な仕事ではありませんが、そういう気持ちがあれば、やりがいもあるし、頑張ろうと思えると思います。

他のスタッフを見ていて、「こういうのいいな」「真似したいな」ということはありますか?

自分よりも介護士経験が長いスタッフが多く、全てにおいてお手本だと思っています。先輩方は自分にはない引き出しを多く持っておられるので、とても勉強になります。また、正解は一つではないと感じることも多いです。

資格取得もサポートしてくれる

これから未経験で介護のお仕事に就こうと考えている方に伝えたいことはありますか。

そうですね。私は40代で入職して、白岡白寿会で資格も取らせていただきました。最初は初任者研修、実務者研修を修了し、今年は国家資格の介護福祉士の試験に合格しました。

未経験で40代の私でも介護福祉士の資格まで取得できた、というのはお伝えしたいです。最初は夜勤をこなして、先輩たちに迷惑をかけずに一人前になることを目標にしてきました。夜勤に入れるようになった後は、介護福祉士という国家資格まで取ることを先輩型にも勧められて、そこを次の目標としました。

介護福祉士の資格を取るのは、難易度が高いのですか。

試験自体の難易度は高くないと思うのですが、「3年以上の実務経験」と「実務者研修を修了していること」という受験要件があります。白岡白寿会には、実務者研修受講費用の法人負担をはじめ、受講時間も勤務時間として取扱うなどの介護福祉士受験までの支援があり、受験しやすい環境が整っています。

前職の経験は必ず活きてくる

では、前職の経験で今に生きていることがあれば教えてください。

はい。前職もその前の職場も肉体労働が多い業界でしたので、培ってきた体力は役に立っています。何事も捉えようによってプラスになると思っています。前職がどのような仕事でも介護に活きる経験というのはたくさんあると思います。

今後の目標を教えてください。

現場の介護士としてもう一歩成長したいと思っています。介護福祉士の資格を取得したとはいえ、知識や技術が足りているとは思っていませんので、介護士としての知識や技術をより向上させていきたいと思います。

※Wハッピーホリデー/リフレッシュ休暇

Wハッピーホリデーは、職員全員が有給休暇と公休を連続で取得できる制度。
リフレッシュ休暇は7日間以上の連続休暇(原則義務)。これにより1週間以上の長期休暇が年に2回取得できるうえに、連休を取った職員には2万円も支給される。(リフレッシュ休暇は週の労働時間に応じて付与。7日間は週40時間勤務する通常の正規職員に限る)

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